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振動換算ツール

正弦波振動の加速度・速度・変位をピーク・実効値・ピーク間で表示し、評価ゾーンも示します。

振動

表示値

センサーと機械

結果

2.8mm/s RMS

ゾーン B: 制限なく長期運転できる。

評価ゾーン
ゾーン B制限なく長期運転できる
ゾーン境界 A/B、B/C、C/D
1.4 / 2.8 / 4.5 mm/s速度実効値、10–1000 Hz
加速度センサーの出力
12.69 mVピーク。100 mV/g で実効値 8.97 mV
角周波数
314.16 rad/sω = 2π × 50 Hz

すべての量

量ピーク実効値ピーク間
加速度 (g)0.12690.08970.2537
加速度 (m/s²)1.2440.87962.488
速度 (mm/s)3.962.87.92
速度 (in/s)0.15590.11020.3118
変位 (µm)12.68.91325.21
変位 (mil)0.49620.35090.9925
計算式と規格
v = a / (2πf)   d = v / (2πf)   peak = √2 × RMS   peak-to-peak = 2 × peak

周波数 f の正弦波では v = a / (2πf)、d = v / (2πf)、ピーク = √2 × 実効値、ピーク間 = 2 × ピーク、1 g = 9.80665 m/s² です。機械の振動は多くの周波数を含むため、これらの関係は各成分について成り立ち、広帯域のオーバーオール値には当てはまりません。ゾーンは 15 kW 超の機械の軸受ハウジングで測定する ISO 10816-3:2009 に従います。現在は ISO 20816-3:2022 に置き換えられているため、受入判定には契約で指定された版を使ってください。

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加速度・速度・変位

振動は、表面がどれだけ動くか(変位)、どれだけ速く動くか(速度)、その速さがどれだけ早く変わるか(加速度)で表せます。周波数 f の単一の正弦波振動では、3 つは角周波数 ω = 2πf で結ばれます。

v = a / (2πf)   d = v / (2πf)

同じ速度でも、低い周波数では変位が大きく、高い周波数では加速度が大きくなります。このため、低速の軸や構造物には変位、機械全般の状態には速度、軸受や歯車には加速度が使われます。

ピーク・実効値・ピーク間

それぞれの量は 3 通りに表せます。

  • ピーク: 1 周期中の最大値
  • 実効値(RMS): 正弦波ではピーク / √2
  • ピーク間: 全振幅、2 × ピーク

慣例として、加速度はピーク(g)、速度は実効値(mm/s または in/s)、変位はピーク間(µm または mil)で表すことが多いです。データシートや判定値がどれを使っているか必ず確認してください。変位の実効値とピーク間を取り違えると 2.8 倍の誤差になります。

計算例

ポンプの軸受で、50 Hz(3000 min⁻¹)において 4.5 mm/s(実効値):

  • 速度ピーク 6.36 mm/s、ピーク間 12.73 mm/s
  • 加速度ピーク 0.204 g(2.00 m/s²)
  • 変位ピーク間 40.5 µm
  • 100 mV/g の加速度センサーではピーク 20.4 mV、実効値 14.4 mV

剛支持の 15–300 kW の機械では、4.5 mm/s は ISO 10816-3 のゾーン C と D の境界です。

評価ゾーン

ISO 10816-3 は、15 kW を超える機械を、軸受ハウジングで測定した 10〜1000 Hz の広帯域の速度実効値で評価します。

  • ゾーン A: 新たに運転を開始した機械
  • ゾーン B: 制限なく長期運転してよい
  • ゾーン C: 連続した長期運転には適さない。保全を計画する
  • ゾーン D: 損傷を起こすほど大きい

境界値は機械の大きさと、支持が剛か弾性かによって変わります。ISO 10816-3 は ISO 20816-3:2022 に置き換えられましたが、契約や工場規格では旧版がまだよく参照されます。受入試験に適用される版を使ってください。

加速度センサーの選定

このツールはセンサーが受ける加速度を表示します。衝撃や高調波を見込んだ余裕のある測定範囲と、回転速度や軸受周波数をカバーする周波数範囲を選びます。汎用センサーは 100 mV/g です。加速度の小さい低速機械には 500 mV/g 以上を使います。PLC へのループには、速度実効値を直接出力する 4–20 mA 振動伝送器が使えます。スケーリングは 4–20 mA 換算ツール で行えます。

よくある誤り

単一周波数の換算をオーバーオール値に使う。 広帯域の測定値には多くの周波数が含まれます。オーバーオールの加速度を回転周波数の 2πf で割っても、オーバーオールの速度にはなりません。

ピークと実効値を混同する。 一部の携帯型測定器は √2 × 実効値で計算した「ピーク」(換算ピーク)を表示し、実際の信号の真のピークとは異なります。

周波数範囲を無視する。 フィルタの異なる 2 台の測定器は、同じ機械でも異なるオーバーオール値を示すことがあります。

よくある質問

どの単位に対応していますか?

加速度は g と m/s²、速度は mm/s と in/s、変位は µm と mil(1/1000 インチ)です。

1 g はちょうど 9.81 m/s² ですか?

換算には標準重力加速度 9.80665 m/s² を使っています。

ゾーン評価はどの機械にも使えますか?

ISO 10816-3 の機械グループと条件に限ります。往復動機械や風力発電機などには、規格の別のパートがあります。

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